通信事業者向け営業/人事労務
H.U. / M.O.
2020年4月新卒入社
【新卒1期生対談】ベンチャーだけどベンチャーっぽくない!? 新卒入社5年目からみたJTOWER
(写真右から)
M.O. 人事労務
2020年新卒入社。経理担当を経て 2023年4月より現部署。
H.U. 通信事業者向け営業
2020年新卒入社。運用管理担当を経て2023年4月より現部署。
司会)T.N. 人事課長
2019年中途入社。採用全般に携わり、JTOWERとして初の新卒採用を担当。現在は課長として部門マネジメントにも携わる。
入社後の手厚いフォローで新型コロナウイルスの混乱期も乗り越えられた
司会)
今日は、JTOWERの新卒1期生として入社した二人に、JTOWERでの仕事やこれまでの経験などについてざっくばらんに話を聞いていきたいと思います。
入社のタイミングは、ちょうど新型コロナウイルスの感染が拡大した時期でしたね。
H.U.)
JTOWERの新卒1期生、しかも新型コロナウイルスの時期に入社という、良くも悪くも特別感はありました。採用説明会も、面接も対面でやっていたのに、2020年、年が明けたら事態が急変しました。入社式も4月にはできませんでしたよね。
M.O.)
4月は1か月間の自宅待機で、5月にオンラインでの入社式と、フルリモートで研修もやっていただきました。その後もしばらく、出社は週1日程度という日々が秋頃まで続きました。
司会)
初の社会人で、右も左もわからず、受け入れ側も初の新卒配属で試行錯誤だったと思います。先輩社員の顔も見えないし、会えないし、大変だったのではないですか?
H.U.)
オンライン飲み会や、業務時間後にオンラインでつながってゲームをしたりと、けっこう楽しく過ごしていました。全社の方針説明会も懇親会もオンラインでしたし、今思えば新鮮でしたね。
仕事でもオンラインのやりとりが中心でしたが、何をするにも判断スピードが速いなと感じたことを覚えています。
M.O.)
とにかくフォローは手厚かったです。私の教育担当になっていただいた先輩は、オンラインでずっとつないだままにしておいて、いつでも話しかけられるようにしてくださいました。私たちは5月に入社したのですが、今思えば、経理部門は、有価証券報告書の提出や株主総会の準備などでとても忙しかったはずです。先輩の優しさで、この混乱の時期もなんとかやってこられました。
想定外の異動先が新たな経験と出会うきっかけに
司会)
二人は異動も経験し、4年間で様々な業務を担当してきたと思います。これまでの経験を教えてください。
H.U.)
入社後は運用管理部門に配属され、3年間過ごしました。学んで、覚えて、実践、という繰り返しの中でゼロから事業のこと、技術的なことを覚えていきました。徐々に外部の方や、協力会社様とのやりとりを担当するようになり、3年目には新卒で後輩が入社してきてくれて、教える難しさを知った反面、教えられるようになったんだな、ということも実感できました。
4年目から、通信事業者向けの営業部門に異動になりました。運用管理では、障害への対応などスピードが重視される役割でしたが、営業は、通信事業者様との信頼関係を築いていくために、より丁寧なコミュニケーションが必要とされます。部署が変わると視点も変わりますし、年齢問わず、お付き合いする方の幅も広がって、ヒントをいただけることも多いですね。
M.O.)
私は入社後、経理部門に配属されました。その頃は、経営企画、財務の機能も同じ部門で担当していたので、幅広い業務を経験させてもらい、濃い3年間でした。
1年目は経理の基本的な業務を学んでいきましたが、業績の開示、月次決算、会計区分をはじめ、年間で対応が必要な会計の手順を一通り学んでいきました。2年目からは、経営企画の業務も担当するようになり、業績予想や予算策定にも携わりました。2年目は先輩の指示のもと対応する業務が中心でしたが、3年目は、自分で業績の予想も作成したり、事業計画にも関わったりと、貴重な経験になりました。
4年目から、人事に異動となり労務を担当しています。労務は、給与計算、労働時間や休暇の取得状況の管理など、社員の働く環境を整えていく仕事です。
司会)
実際に異動を経験してみてどのように感じていますか?移動先は想定外だったのでしょうか?H.U.)
運用管理部門で技術領域を経験してきたので、異動するとしたら、建設部門か設計部門だろうとなんとなく思っていましたが、まさかの営業。ただ、異動してからは、お客様とのコミュニケーションで得られる貴重な経験の中で、おもしろいと思うことが多々ありますね。
M.O.)
私も異動するなら経営企画か財務かなと思っていたのですが、まさかの人事。人事といえば採用活動のイメージしかなかったのですが、労務の仕事に出会い、新しい人事制度やシステムの導入を検討したり、会社の成長のために求められる制度を考えていったり。経理の時よりも更に、自分が主体になって動く機会が増えて、おもしろいと感じています。
司会)
二人ともまさかの異動先という感想でしたが、それぞれの部署でもまた活躍してくれているのが嬉しいですね。初めての新卒採用で入社してきてくれた1期生と一緒に人事ができるのも本当に感慨深いです。
裁量が大きく、意欲を示せば機会を与えてもらえる
司会)
入社から4年間過ごしてきて、会社のフェーズも大きく変化している中で、具体的にはどのような変化を感じていますか?
H.U.)
JTOWERが2014年にインフラシェアリングの商用サービスを開始してから10年が経ち、今やインフラシェアリングは、携帯電話の通信環境整備の手法として広く一般的なものになりました。
一方で通信事業者様は、総務省からの携帯電話料金の値下げ要請や、原材料費の高騰といった難局の中でも、金融、AIといった幅広い事業領域へと積極的な展開を続けています。
シェアリングが一般化したからこそ、求められる視点も高まっていますし、業界を取り巻く環境が変化していく中で、通信事業者様がメリットを感じられる提案をしっかりと行っていかなければならないと感じています。
M.O.)
2021年以降、タワーシェアリング事業が本格的に動き始めたことで、業務が複雑化し、業務量も増えています。その分社員数も増えてきていますし、会社としての立ち位置や社会的責任が大きくなる中で、人事としては新たな制度導入や管理もしっかりと行っていかなければなりません。ただそうした中でも、ベンチャーらしさ、JTOWERらしさは失わないように、という想いで様々な施策を考えています。
司会)
業界も、事業も大きな変化の中にあって、大変なことも多いかと思います。一方で、そうした成長フェーズだからこそ感じられるやりがいはどんなことでしょうか?H.U.)
持てる裁量の大きさですね。事業の規模が大きくなると、役割は細分化され、裁量も細分化されていくものかもしれないし、歴史のある会社では営業の手法も決まった型があるケースも多いのではないかと思います。JTOWERはまだまだ自分たちで作っていく余地が大きいです。それが私にとってはやりがいです。
M.O.)
今は人事で労務と研修も担当しています。研修は、自分でやってみたいと手を挙げて実現した仕事です。自分がやりたいと意欲を示すことで、機会を与えてもらえたことが大きなやりがいにつながっています。
今後は、女性活躍に向けた取り組みも担当していきますので、女性が働きやすい環境づくりもどんどん進めていきたいです。
社員のワークライフバランスも、社員の家族も大切に思っている会社
司会)
最後に、今、就職活動中の学生の皆さんにメッセージをお願いします。
M.O.)
JTOWERは、ベンチャーでありながら、通信インフラを担うダイナミックな事業を展開していて、「誠実さ」が大切なカルチャーとされている会社です。一言でいうと「ベンチャーだけどベンチャーっぽくない」というのがJTOWERの良さだと思います。成長する会社で、自分も活躍していきたいという希望を持っている方は、ぜひJTOWERのことを知っていただきたいです。
社員のワークライフバランスも、社員の家族も大切に思っている会社ですし、今後はより充実した福利厚生も検討していきますので、期待していただきたいですね。
司会)
長い人生、いろいろなライフイベントがありますし、そうした中でも長く活躍して欲しいですよね。
H.U.)
JTOWERに少しでも興味を持ってもらえたなら、全く構えずに、面談でも何でもいいので、いろいろと聞いて欲しいなと思います。あとは、勉強、研究、趣味…学生のうちに今しかできないことに打ち込んで、それを社会人になって活かして欲しいと思います。多くの皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。