― JTOWERとの出会いと応募のきっかけは？

大学は理系で研究畑だったので、新しい技術や新しいことを開発するということに興味がありました。就職活動では、研究領域から開始したのですが、「新しいことは研究以外の手法でも求められるかもしれない」と考えるようになり、「新しい」を軸に再スタートしてから出会ったのがJTOWERでした。事業内容を知り、ニッチな領域ではあるけれど、新しい価値を提供できる、正に業界に革新をもたらすサービスだと感じました。
「新しいこと」を追い求める先には、自分で事業を起こしてみたいという考えもあり、早いうちから裁量が与えられ、経営者との距離が近い、ベンチャー企業に絞って情報収集をしていました。中でもJTOWERは、説明会や面接で接した方々、皆さん落ち着いた雰囲気で、自分に合っているなと感じたのが最後の決め手になりました。

― 入社時からこれまでの仕事内容は？

入社後は通信事業者向けの営業部門に配属されました。
最初は先輩に頼る部分が大きかったのですが、自分の対応一つで事業に与える影響も大きく、お客様の満足度も変わってきます。まずは一つひとつ丁寧に対応することを意識し、仕事を覚えていきました。
入社2年目の終わりには先輩が異動することになり、担当として責任も大きくなりました。大変でしたがその分考えることと手を動かす量が格段に増え、一番力がついた時期だったと実感しています。
その後、新卒の後輩が入ってきてくれて、半年間、つきっきりで仕事を教えるということも経験し、営業での2年半は、本当に様々な経験を積むことができました。

もともと「いつかは事業を起こしてみたい」と考えていたこともあり、営業で力をつけてから経営に近いところに異動し経験を積みたいということは入社当初から考えていました。そうした目標は入社後も同僚に話をすることがありましたが、ポジティブに応援してくれる方が多く嬉しかったですね。その想いを上司や役員にも相談させてもらい、入社3年目に財務部門へ異動させていただきました。個人の目標ややりたいことに対して応援してくれる風土がある会社で、本当にありがたいです。

財務部門は、JTOWERの事業拡大に不可欠な資金調達を金融機関と交渉し実行していく重要な役割を担います。財務での仕事はというと、本当に別の会社に来たかのように違っていました。ファイナンスの用語すら聞き取れないし、同じ事業のことを話していても、事業部門とは視点が違いました。最初は苦労したのですが、数々のプロジェクトに携わってきた経験豊富な上司のもとで仕事をする中で、徐々に知識もつき、理解できる範囲が広がってきているのを感じています。

― 今後の目標は？

今は、既に資金調達の条件交渉を終え、契約を締結した後の案件の履行業務が中心ですが、条件の交渉を開始する段階から関われるようになりたいですね。今はやっと財務での業務が身に付きはじめたところで、自分で金融機関と交渉できるようになるための、そのステージにようやく立とうとしているのかなと思います。
いつかは「自分の手で事業を」という目標は変わらないですし、経営企画や新規事業など、今後経験したいこともたくさんありますが、まだまだ力が足りません。まずは目の前のことにしっかり取り組んでいきたいと思います。