― JTOWERとの出会いと応募のきっかけは？

もともと旅行が好きで、大学では観光産業について学んでいました。ただ、学生生活が新型コロナウイルスの影響を大きく受けたこともあり、就職活動ではそうした影響を受けにくい、ITや通信業界を中心に進めていた中で、JTOWERの会社説明会に参加しました。
当時、数えきれないほどの会社説明会に参加していたのですが、その中でもJTOWERのインフラシェアリングのサービスについては強く印象に残りました。
常に身に付けているスマートフォンがつながる仕組みの裏にある「シェアリング」という技術とサービスを、単純に「すごいな」と思いましたし、通信環境の改善は、地方のデジタルデバイドの解消や、MaaS（※）の推進にもつながります。専攻から、地域観光の活性化や地方創世に繋がる取り組みに興味があったので、自分が目指したい方向性に近いのではないかと感じました。

※MaaS（Mobility as a Service）：地域住民や旅行者一人一人の単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるものとされている。

― 入社時からこれまでの仕事内容は？

通信事業者様向けの営業を担当する部署に配属されました。
通信事業者様向けにインフラシェアリング・ソリューションの導入物件をご提案し、導入意向をいただくことが部署の役割です。担当する通信事業者様の一貫窓口として、社内の他部署メンバーと連携しながらご提案を進めていきます。

配属後、まずは通信事業者様との会議の議事録を作成するところから担当し始めました。
多くの案件が同時に進んでいますし、会議の内容は専門用語も多く、最初はついていくことで精いっぱい。電話でのやりとりも多い部署なのですが、とにかく緊張してしまって…。
ただ、3カ月ほど経った頃には、議事録作成で指摘される箇所も減っていき、電話でのやりとりも気負わずできるようになりました。部長をはじめ部署の先輩方のフォローはもちろんですが、同じ部署に新卒入社3年目の先輩がいたことで、細かいことも気軽に聞くことができました。電話をするときもいつも近くでフォローしていただいたので本当にありがたかったです。

日々、通信事業者様と対峙している中では、インフラシェアリングへの前向きなご意向を感じています。
一方で、シェアリングを実現する上で重要なのは「みんなでシェアする」ことなので、異なる事業者皆さんの考えや方針を纏めていく難しさもあります。この難しさを乗り越えてご意向に沿う対応ができ、「ありがとう」と言っていただけたときは本当に嬉しかったですし、やりがいを感じました。

― 今後の目標は？

まずは、自分自身ができることを増やして、お客様、社内の信頼を高めていくことです。JTOWERの営業は、数字を追ってどんどん売り込んでいくような営業スタイルではなく、周囲の人を巻き込んでお客様のご要望を実現していく役割なので、自分には合っていると思っています。
お客様との長いお付き合いの中で、お客様のご要望をしっかりと把握し、こちらからお伝えすべきことも、正直に、真摯にお伝えできる、そんな関係性を築いていけたらと思っています。