― JTOWERとの出会いと応募のきっかけは？

就職活動では当初、商業施設のオペレーションマネジャーに絞って活動していました。テナントと、売上が上がるような取組みを一緒に考えていく仕事です。大学時代、文化祭実行委員として、出展する部活、地域の方々の意向や悩みを聞いて、売上を上げていくにはどうしたらいいかを一緒に考えることにやりがいを感じたのがきっかけです。
実際、内定をもらえていたのですが、後悔しないためにも他の業種・業界も見ておいた方がいいのではという気持ちになり、出会ったのがJTOWERでした。

文化祭実行委員会では委員長を務めていたものの、自分は前に出て引っ張っていくタイプではなく、後ろから支えていくタイプだと認識していたので、JTOWERの話を聞いたとき、通信インフラを支える事業と自分の性格が合っているのではないかと感じたんです。通信については全く知識がなかったのですが、将来を考えたときに、より経験を広げられるのがJTOWERだと思い、入社を決断しました。

― 入社時からこれまでの仕事内容は？

地方や郊外エリアに通信設備を整備するために必要なタワーの建設を担う部署に配属になりました。
建設したタワーで実現するタワーシェアリング事業は、屋外で携帯電話のネットワーク整備を行うための鉄塔、ポール、アンテナといった設備をJTOWERが保有、運用し、携帯キャリアをはじめとする通信事業者様に、基地局の設置場所などとして活用していただくサービスです。

私自身は配属後、部門長のもとで仕事を教わることになり、資料準備や調整業務にはじまり、お客様や協力会社様を含め、様々な関係者の方々との打ち合わせにも同行する機会をいただき、JTOWERの事業に幅広く触れることができました。
2年目からは、タワーの建設にかかわる工事見積の精査や鉄塔の状態を確認する検査の業務を担当するようになりました。業務の幅が徐々に広がり、やりがいとともに、自身の成長も感じられています。

最近嬉しかったことは、入社1年目から関わっていた「あいち・とこなめスーパーシティ構想」に関わるプロジェクトが形になったことです。（※2023年12月に中部国際空港などで5Gのサービスを開始）。私自身は契約書の調整や工事会社との折衝などを担当していたのですが、現場に何度も足を運んで対応した案件だったこともあり、感慨深い想いでした。この件は、愛知県や常滑市からも報道発表がなされ、新聞やWebニュースでも多数取り上げられたので、JTOWERが関わっている事業のスケールの大きさを改めて実感しました。

― 今後の目標は？

工事を委託している協力会社様との見積の調整・折衝はまだまだ難しさを感じています。ただ、工事の支出を抑えることで、私たちの設備をご利用いただく通信事業者様の効率的な投資が実現し、それが通信業界の発展につながっているのだと考えています。まずは、先輩のやり方や考え方をどんどん吸収して、しっかり交渉できるようになりたいです。

また、入社してから2年間で、JTOWERの事業の仕組みを知ることができ、そうした情報をもっと発信できないかなと考えるようになりました。インフラというと地味な印象があるかもしれませんが、今後は私自身の視点で、就職を考えている学生さんや、JTOWERを全く知らない人に発信することにも挑戦していけたらと考えています。