MESSAGE代表メッセージ
日本の通信インフラを守り、通信業界の発展に貢献する
JTOWERはこのたび、米国に拠点を置く世界有数のデジタルインフラ投資会社であるDigitalBridgeグループを新たなパートナーとして、経営基盤の強化を図ることを決定しました。
2024年8月14日に、DigitalBridgeによる当社株式の公開買付け実施についての公表を行い、10月10日に公開買付けが成立いたしました。当該成立に伴い、今後株式の非上場化を予定しておりますが、現経営執行体制に変更はなく、引き続き継続的かつ安定的にサービスを提供してまいります。更に、DigitalBridgeが有するグローバルな業界知見、ネットワーク等も最大限活用することで、携帯キャリア各社様をはじめ、当社サービスをご利用いただいている皆様に、更に貢献できるよう、サービスの向上・革新に努めてまいります。
今や携帯電話通信は人々の生活や経済活動に欠かせないインフラとなり、新たな通信技術の普及が進む中、今後より重要な社会基盤になっていくものと考えています。
一方で日本の通信業界では、Beyond5G、6Gへの通信技術の展開に加え、災害への対応、地上ルーラルエリアのみならず、空、海、宇宙へと求められるカバーエリアが拡大していくことで、通信事業者の負担も増大し続けることが予想されます。また、人口減少社会が進む中、限られたコストや人手でいかに安定的に通信インフラの維持・運用を行っていくかは大きな課題とされています。
こうした中、屋内外のネットワーク整備や通信インフラの維持運用は、インフラシェアリングにより効率化していく必要性が高まっており、それを担える十分な体制と技術力を持ったインフラシェアリング事業者の存在は、通信業界の発展のために必要不可欠なものとなっていると考えています。
JTOWERは、今後も総務省をはじめとする監督官庁、携帯キャリア各社様をはじめとする通信事業者様とのコミュニケーションを密にし、更に連携を深めていくことで、日本の通信インフラを守り、通信業界の発展に貢献できるよう努めてまいります。
2024年11月12日
代表取締役社長