NEWSお知らせ

2024.11.21
プレスリリース

JTOWER、国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」にてインフラシェアリングによる通信環境整備を実施

通信設備のシェアリング事業を展開する株式会社JTOWER(代表取締役社長:田中 敦史、本社:東京都港区)は、2027年に開催される「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」にてインフラシェアリングによる通信環境整備を実施することをお知らせいたします。

会場イメージ図(提供:2027年国際園芸博覧会協会)

JTOWERは、GREEN×EXPO 2027のインフラシェアリング事業者として選出され、屋外タワーシェアリングによる会場全体の通信環境整備を実施します。各携帯キャリアと連携の上、屋外の通信設備の構築に向けた調査設計から、建設、運用保守までを一貫して担います。

屋外タワーシェアリングとは、屋外での通信環境整備にあたり、基地局設置用の鉄塔・コンクリート柱・ポール・アンテナなどをJTOWERが保有・運用し、携帯キャリアをはじめとする通信事業者等にご活用いただく仕組みです。
屋外タワーシェアリングの活用により、設備投資、運用保守にかかるコストを削減できることはもちろんのこと、工事回数が減ることによる環境負荷の低減にもつながります。また、各携帯キャリアが個社で通信設備を設置する場合と比べ、およそ4割の設備設置スペース縮減が可能となります。

さらに、今回のGREEN×EXPO 2027では、会場内での調和を図るため独自のコンクリート柱を用意し、周辺の草木と馴染むよう配慮するほか、塔体に監視カメラの設置も検討可能なため、多機能ポールとしての役割も期待できます。

【屋外タワーシェアリングの建設イメージ】

※2024年11月21日時点のものであり、デザイン、仕様は変更する場合がございます。

GREEN×EXPO 2027は、神奈川県横浜市の旧上瀬谷通信施設(同市旭区・瀬谷区)のうち100ヘクタールを活用し、2027年3月19日(金)から9月26日(日)まで約6か月間開催します。1990年に大阪市で開かれた「国際花と緑の博覧会」以来の最上位クラスの国際園芸博覧会となり、ICT活用など多様な形態を含めた参加者数は1,500万人を想定しています。

今回の選定を受け、JTOWERは、携帯キャリア各社と連携の上、通信設備設置に向けた具体的な協議・調整を開始し、2026年秋ごろのサービス開始を予定しています。

JTOWERでは2020年より本格的に屋外タワーシェアリング事業を開始し、自社にて建設する通信鉄塔のほか、NTTドコモをはじめとする通信事業者からの鉄塔の買取(カーブアウト)を積極的に進め体制を強化しており、合計約7,200本超の鉄塔を運用しています(2024年9月末時点)。
JTOWERはインフラシェアリングのパイオニアとして、これまで培ってきた通信分野における技術・知見を最大限発揮し、社会のデジタル化に貢献してまいります。


【GREEN×EXPO2027開催概要】 
(関連:https://expo2027yokohama.or.jp/)
名称       :2027年国際園芸博覧会
正式略称     :GREEN×EXPO 2027
テーマ      :幸せを創る明日の風景
開催場所     :神奈川県横浜市・旧上瀬谷通信施設
開催期間     :2027年3月19日(金)~2027年9月26日(日)
博覧会種別    :A1クラス(AIPH承認+BIE認定、最上位)
想定参加者数   :1,500万人(有料来場者数:1,000万人以上)
出展国数(予定) :70の国・国際機関
経済波及効果   :7,310億円(生産誘発効果)
開催主体     :公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会

参考:2027年国際園芸博覧会 【最優秀提案事業者決定】国際園芸博覧会 携帯電話基地局インフラシェアリング業務の公募型プロポーザルについて

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